SEOに強いウェブサイト作りを学べる動画講義、「ウェブライダー式SEOライティング」2018年度版を受講しました。
職業編集者として&個人でサイト運営する際の、スキルアップが目的です。
お値段、約10万円!
もちろん、完全自腹♥
仕事で雑誌編集13年、個人でサイト運営歴4か月の筆者。
「ウェブ初級者でも、本当に実践で使えるのか?実際、結果は出たか?」受講の感想と、実践した結果をまとめました!
あずもと
タップできるもくじ
「ウェブライダー式SEOライティング」とは
SEO(検索エンジンでサイト上位に表示させる手法)を学ぶ、ウェブの動画講義です。
・どうすればGoogleで上位表示できるか?
・サイトを作る時のプランニングは?
・集客のためのうまい露出・拡散の方法は?
・ライターの採用や育成方法は?
…など、サイトのPVアップやコンバージョン(主に商品購入)の手法を勉強できます。(詳細はこちら)
運営は、(株)ウェブライダー。
「美味しいワイン」のサイトで、「ワイン」の1位表示を達成するなどSEOで結果を残している会社です。
ちなみに、「美味しいワイン」のサイトは、メルシャンのHPよりも上位表示しているんですよ…脱帽。
そんな上位表示のヒケツがわかる「ウェブライダー式SEOライティング」のノウハウで、「とくにココはSEOに使える!」と思った要点と、実践した結果を紹介します!
【要点1】Google検索で1位をとる内容とは…「最大公約数的な『基準』となるコンテンツづくり」を意識する
いきなり結論! 上位表示しやすい記事とは、「みんなが意識してる選び方・考え方・世の中の基準をあつかう記事」です。
今回の講座では、こういった記事を「最大公約数的な視点の情報」と呼んでいます。
上位表示されやすい理由は、人はなぜGoogleで検索するか?をひも解くと見えてきます。
人は何かの商品を買うとき、まわりの人に「これってどう?」と尋ねることが多いです。
でも、「○○さんに一応聞いてはみたけど、偏った情報かも…?」という心配はぬぐえない。
そこで、Googleの出番です。
口コミを聞いたあとに、「他の人はどーしているんだろう?みんなが知ってる情報を知らないと、損するし…世の中の基準が知りたいなあ」と思って、検索をする。
要するに、みんなが知ってる世の中の基準を知りたくて、検索をしているんですね。上位表示したいなら、その世の中の基準を、伝えればいい。
ならば、世の中の基準をどう伝えるか?…ココがサイト運営&ライティングの腕の見せ所です!
例えば、「ワイン」で検索1位をとった「美味しいワイン」のサイトは、「世の中のひとつの基準ですよ」という感を意識して作られています。
例えば、とりあつかう内容は、多くの人が意識している「ワインの選び方」「ワインの比較方法」「ランキング」といった、「最大公約数的な視点の情報」にする。
その他サイト内の細かいクリエイティブにもこだわることで、上位表示を実現しています。
ただし、上位表示されるサイトは、世の中の基準や多くの人の行動に影響をおよぼすため、責任感をもってサイトを運営する必要がある。
健康や命にかかわるなど、責任をとりきれない場合は、サイト閉鎖も考える必要があります。
【要点2】コンバージョンに繋がるサイトをつくるために…ユーザーに伝えるべきこと
ユーザーは、悩みを解決したい以外にも「自分の願望をすぐ叶えたい」と思って検索する人もいます。
「ヘアワックスを買いたい」と思ってる人が、「ヘアワックス」と検索する、といったように。
そのユーザーの究極の満足は、購入=コンバージョンです。
だからECサイトも、買いたい思いを、気持ちよく叶えてあげることが大事。そんなコンバージョンの強さを、検索エンジンは評価し始めています。
もちろん、ECサイトではアマゾンが強いです。
けど、一見死角がないように見えるアマゾンにだって、実現できていない利便性があります。
・ひとつひとつの商品の魅力をくわしくユーザーに伝えること。
・ユーザーが購入時に知っておくべき追加情報を詳しく説明できてない…など。
アマゾンでは実現していない利便性を実現できれば、その他のECサイトにも勝機はあります。
このへんの細かいのノウハウが、講座内で紹介されていました。
ウェブライダー式SEO、結果はいかに!?
現在、1回目と2回目途中まで受講した感想と結果を、ざっくりQ&A形式で紹介します。
あずもと
サイトのプランニング・とりあげるコンテンツ・細かい文章のライティング技術まで、企画~制作全般のノウハウが、バランスよく盛り込まれているからです。
SEO対策を紹介する無料のサイト(主に個人のブログ)では、よく「Googleが掲げる10の事実にそって、ユーザーに役に立つ記事を書けばいい」と言っています。
概念論はわかります。
でも、具体策に「どこを、どうすればいいか」が書かれてないことが多くて、ちょっと残念に思っていました。
ライティング技術って、ノウハウ化して伝えること、すごく大変ですもんね…。
でも、ウェブライダー式SEOは、「具体的にどんなことを書けばいいか?文章の構成は?書くときに気をつけるべきことは?」
…などをウェブライダーの運営サイト「美味しいワイン」などを例に、つっこんで知ることができます。
具体例があるから、どこを変えればいいか、自分のサイトにも反映がしやすい。
概念論だけじゃく、具体論を知るには非常によい教材だと思います。
あずもと 個人的には、あると思います。 わたくし、実践しました。 動画を見た直後の4月上旬に、記事を何本か大幅リライトしたところ、4月24日に検索順位がアップ。 PVは、2倍以上アップしました! せっかく書いた記事。手ごたえが思ったよりもはやく得られて、非常に嬉しかったです…(涙) 理由は、ロジカルに重きを置いたノウハウにあるかと思います。 書き手の文才やキャラクター性に依存しないロジカルなノウハウなので、再現性を感じました。 あずもと ノートを取りながら見る、何回も見る、自分のサイトのどこに反映するかをメモしてすぐ実践する…など、定着には自分の努力が必要だと思いました。 また、動画自体が1本2時間程度と、長いです。 途中で長い時間中断をすると、動画の最初から再生になってしまって、使いにくさを感じました。 セクションごとに区切って、小見出しをつけた動画にすると、気になったところを何回も見返せたり、途中再生もしやすくて、活用度がさらに上がると思います。 ウェブライダーさんに期待! あずもと ネットの動画講義は、外出しなくてすむし、途中で中断が自由にできるので、大変便利です。 赤ちゃんが寝たら集中してノートをとりながら動画を見る。 起きたら赤ちゃんをあやしながら前に見たところを復習に見る…などマイペースに活用しています。 ★SE0ライティングを、ホンキで勉強する気持ちがある人 SEOに一発逆転の裏ワザはないのが、よくわかりました。 小さなライティング技術やサイトプランニングを、少しずつ少しずつ積み重ねた結果の、上位表示です。 勉強も実行も、かなり時間かかるし一筋縄じゃいきません。 その「結果をだすための、小さなワザや技術」を知りたい人にとっては、オススメです! ★ユーザーへの愛がある人 ユーザーの悩み、ターゲット像をとにかく深堀し、細かいクリエイティブに落としていく…が基本のノウハウです。 「ターゲットの悩みを深堀して、一緒に解決策を考えて、そのうえでベストな物を提案して、画面のむこうの人を幸せにしよう!」 そんな「ユーザーへの愛」がある人に、受け入れやすい内容だと思います。 ★一発逆転の裏ワザで、上位表示をしたい人 今回のSEOライティングは、細かい工夫の積み重ねで、上位表示をするワザを紹介しているので。 ★ユーザーへの愛がない人 「アフィリエイトで、自分の商材が売れればいい。正直、自分が儲かるなら、画面の向こうにいる人の幸せはどうでもいい」という人には、むかないと思います。 ユーザーへの愛や興味がないと、この講座で提案するターゲットの悩みの深堀や提案はできません。 ★ユーザーのニーズ関係なく、伝えたい主張がある人 ユーザーのニーズありきのウェブサイト作り、上位表示する手法です。 ユーザーのニーズ関係なく、自分の主義主張を伝えたい!と思うサイトづくりには向かないかも。 あ、でも文章が読みやすくなる、などクリエイティブのレベルアップは図れます。
以上、「ウェブライダー式SEOライティング」のレポートでした。 大切なのは、記事をやみくもに量産することじゃない。 しっかりサイトのプランニングをし、「最大公約数的な視点の情報」を盛り込み、ユーザーにささる質のいい記事を作ること。 ユーザーが心の中で思うであろうことを意識して、先回りして、文章を書くこと。 要するに、ユーザーへの愛が大事なんです。 …あたりまえな話にきこえますが、ユーザーへの愛がないサイトって、けっこうあります。 私の話で恐縮ですが、妊娠中、ひたすら胎児の病気・障がいリスクをあおり、「病気・障がいは、母親のせいだ」と決めつけるサイトに出あいました。 不安に思いつつ読み進めると、「この葉酸サプリを飲めば、大丈夫ですよ」と、葉酸サプリを売るアフィリエイトサイトでした。 ランキングで紹介している葉酸サプリは、ただ単にアフィリエイトの利益が高い順に並べただけ…。1位のサプリを買わせて利益を得たいのが、ミエミエです。 子供の病気・障がいは、母親がどんなに頑張っても、葉酸を飲んでも、防げないものがほとんどです。 無事生まれるか、自分の命すらどうなるかわからず、母子ともに命がけ、不安だらけです。 だからこそ、過度に不安をあおられるより、励ましや、よりそいの言葉が欲しいのに…。 「このサイト運営者、ユーザーへの愛がないな。私と子供の命を、ただの金ヅルだと思ってるんだろうな…」と、悲しくなりました。 ユーザーへの愛がないサイトは、やっぱりどこかで伝わります。 願わくば、ユーザーへの愛がある人が今回の講座を手に取って、よりわかりやすく、読んでいて気持ちいい、役立つサイトを作ってくれますように。 そんなユーザー愛あふれるサイトが、世の中に増えてくれたら嬉しいです。 あずもと 神は細部に宿る! \グーグルアナリティクスの知識はいかが?/
こんな人にオススメ!&こんな人には向かないかも
まとめ…大切なのは「ユーザーへの愛」である!!!