あずもと
約3年、毎日酷使してきたティファールの電気ケトルが傷んできた(というかフィルターが完全破損した)ため…
ずっとあこがれていた、電気ケトル界のイケメン・バルミューダの「 BALMUDA The Pot 」を使ってみました。
しかし!
使ってみて「あれ、バルミューダ様って思ってたのと違う点、多いぞ…」と気づいた点が多々…。
外見のスタイリッシュさは本当に魅力的なのですが、正直「使う人をかなり選ぶ電気ケトルだぞ…」と思いました。
というわけで、人柱として(?)、使う前には気づけなかったデメリットをホンネ&ランキング形式でレポします。
あずもと
スタイリッシュに全振りしたケトル
タップできるもくじ
【盲点だったデメリット1位】お湯をわかすと本体がとても熱くなる
バルミューダ ザ ポットの盲点、第1位は、お湯をわかすと、本体全体がとても熱くなる点です。
というのもこちら、ステンレス製。
お湯をわかした直後に本体を触ると、一瞬で「アチッ!」となり、スグに手をひっこめるレベルに熱くなるんです。
1秒たりとも触っていられません…。
フツーの状態の大人なら、取っ手をもってお湯を注ぐため、本体を触ることはほぼなく、大きな問題にはならないかと思います。
しかし、わが家のような、何をしでかすかわからない幼児(2歳)がいる家庭の場合…
本体がアツアツになる電気ケトルは、正直、使っていてとても怖いです…><
あずもと
幼児は「台所に入るな」と言っても、侵入を試みてくるもの。
やけどなどの事故が、いつ起こってもおかしくありません…。
あと個人的に、産後すぐ、0歳児の夜間授乳でミルクを作る際にも、不安が残るケトルだなと思いました。
夜間授乳で、ねぼけながら本体を触ってヤケドしてしまう可能性、多々あります。
あずもと
ウッカリ多めの私が意識せずに触ってしまう可能性を考えると…
「お湯をわかしたときに、本体が熱くなる」のは、安心して使いづらいと思いました。
ステンレス製、さわり心地がとてもよく、見た目にもおしゃれでウットリするだけに…正直とても残念でした。
【盲点だったデメリット2位】「中の水がどれくらい入っているか?」わかる目盛りがない
盲点だった点2位はずばり、中の水分量がわかる目盛りがついていない点です。
加えて、ケトルの中は、完全に見えない仕様。
イコール、フタをカパっとあけてみないと、「中に水がどれくらい入っているか」が、まったくわからないんです。
そういった「野暮ったいけど、地味に使いやすい機能」をバッサリ削っているからこそ、見た目がカッコいいのですが…
目盛りを計量カップがわりに使っていた我が家には、地味に痛手でした><
味噌汁には800ml、水筒には500ml…など、地味に水分量って大事だったりします。
そういった「ケトルの中にどれくらいの水が入っているか」を把握しきれなくなったため、わざわざ中をのぞいたり、計量カップで水を量っていれたり…
あずもと
「ケトルの中が見えること、目盛りの有無が大事なんて、バルミューダのケトルを使う前に気づけよ!」と思いますが…
実はバルミューダを使い始めてはじめて、「ケトルを計量カップがわりにしている」という事実に気づいたんです…。
それくらい自然に、無意識に、ケトル=計量カップ と思い込んでいて…もう、完全に盲点でした。
旦那(ドケチ)
あずもと
【盲点だったデメリット3位】容量0.6Lと小さめ。調理用に使いづらい
盲点だった3位は、容量0.6 L、小さめという点です。
容量0.6 Lがどれくらいかというと、コーヒーを2~3人入れるのに、ちょうどよいレベル。
しかし、おみそ汁など作るためにお湯をわかす場合、0.6Lだとビミョーに少ないんです…。
一度わかしてから、またもう一度わかして、追加する必要がある。
電気ケトルを調理用に使うなら、最低、容量0.8Lはほしいところです。
これも、自分で実際使ってみてはじめて気づいたことでした。
あずもと
旦那(ドケチ)
【盲点だったデメリット4位】倒れたときにお湯がこぼれ、事故への不安がある
4位は、本体が倒れたときにお湯がこぼれてしまう点です。
他社製品(とくにタイガーやティファールの一部商品)の場合、倒れてもお湯がこぼれない機能をつけたものがあります。
しかし、バルミューダ ザ ポットに、そういった安全に配慮した機能はまったくついていません。
余分な機能がないからこそ、スタイリッシュでステキなのですが…
幼児もちの家庭にとっては、熱湯がこぼれる=ヤケドにつながると、どうしても事故への不安が残ります。
電気ケトルでの事故は幼児に多く、消費者庁も実際に、電気ケトルの事故について、注意喚起を行っています。
「食事の際、テーブルの上に湯を沸かしたばかりの電気ポットを置いていた。子どもはベルトをした状態でハイチェアに座っていた。
保護者がキッチンで作業をしていると叫び声が聞こえたので見てみると、電気ポットが座っている子どもの方へ倒れていた。こぼれたお湯がかかり、腕や足などにやけどを負った。」(1歳)
引用:消費者庁 過去の「子ども安全メール from 消費者庁」
対策はやはり、中のお湯がこぼれにくい機能がある電気ケトルを使うことでした。
「お湯漏れ防止機能」のある製品を利用しましょう
万一、電気ケトル等が転倒しても、中のお湯がこぼれにくい構造になっている「お湯漏れ防止機能」がある製品を利用するようにしましょう。
ただし、内蓋のパッキン等が劣化していると、「お湯漏れ防止機能」があってもお湯漏れのリスクが高まるので、年に1度は取扱説明書などを参考に異常がないかを点検し、必要な場合はパッキンや部品を交換するようにしましょう。
引用:消費者庁 過去の「子ども安全メール from 消費者庁」
あずもと
旦那(ドケチ)
【盲点だったデメリット5位】注ぎ口が長い!意外なほど幅をとる
バルミューダーのケトルのデメリット5位は、注ぎ口が長く、意外と幅をとる点です。
注ぎ口が長め、かつ幅広で、横幅は26.9㎝もあるんです。
これ、キッチンで想像以上にスペースをとられます。
うちみたいなマンション住まいや、たくさん材料を広げて調理をする人にとっては、ちょっとイラっとするかもしれません。
あずもと
旦那(ドケチ)
バルミューダのケトルに向く人・向かない人とは
というわけでバルミューダの電気ケトルの、盲点だったデメリットランキングでした。
バルミューダのケトルに向かない人・向く人は以下です。
- 小学生以下の子供・猫がいる
- 調理に使う
- 目盛りはマスト
- 家電=インテリアととらえる人
- ケトルは見た目最優先
- 容量少なくてOK
あずもと
バルミューダーのケトルに向いていない人
正直、育児中や猫を飼っている家庭、調理で電気ケトルを使う人には、バルミューダのケトルはあまり向いていません。
調理で使うには、容量が小さい。
おしゃれさ重視で、水分をはかる目盛りはない。
幼児や猫がケトルにふれたり、倒したりしたときの安全対策はまったくない…。
あずもと
容量や安全対策を重視するなら、安全対策がしっかりしているケトルの方が、ダンゼンオススメです。
中でも、キッズデザインアワード2019を受賞しているタイガーの蒸気レスケトル(PCK-A080)なら、見た目・安全性・わかす時間の時短の3つを叶えてくれます。
お湯をわかす時間は業界最短
また、外から水分量がスグわかるようにしたい場合は、タイガーの「わく子」もオススメ。
5000円台で買えて、ティファールからの買い替えも多いコスパ&安全性を重視したモデルです。
コスパ&安全性重視なら!
安全性を重視した製品なら、バルミューダ ザ ポットより確実に安く、確実に安心してケトルを使うことができますよ。
バルミューダのケトルに向く人
①電気ケトル=インテリア性を最重要視する人
キッチンの家電=インテリアととらえて生活する人にとって、バルミューダ ザ ポットは本当におすすめです!
シンプルですっきりした見た目で、置いておくだけでスタバ風にキマる。
家電というより、もはや上質なインテリアです。
電気ケトルは、そもそも機能をのせると、野暮ったくなりがちな家電なので…
インテリア性を最重要視した「魅せるキッチン」を作りたいなら、バルミューダ ザ ポットは最優先で検討したい逸品です。
②コーヒーやお茶類の注ぎやすさを重視する人
注ぎやすさをうたい文句にしているように、バルミューダ ザ ポットの注ぎやすさはピカイチです。
すっと思った通りにお湯がきれ、紙パックでコーヒーを入れても、あふれたりしない。
細くも勢いよくも、お湯が狙い通りに出てくれる。
この快適さは、使ってみるまで本当にわからない点でした。
コーヒーやお茶をよく飲む人には、注ぎやすさという点でも、とてもオススメです。
まとめ
というわけで、バルミューダ ザ ポットはとてもいい品というのはわかりつつ…
子育て中のわが家には、正直合わない家電でした。
「10年後くらいにまた登場」=要するに、完全にお蔵入り…。
あずもと
旦那(ドケチ)
バルミューダより、安くて安全性が高く、容量がしっかりあるケトルが向いていると、身をもって痛感したのでした。
人柱として、子供がいる家庭の方で、バルミューダ ザ ポットの購入を検討している方の参考になれば幸いです;▽;
それでもスタイリッシュ追求派に!
コスパ&安全性重視なら!