赤ちゃんの昼間の居場所として、寝かしつけとして人気がある、ハイローチェア。
電動・手動とさまざまなタイプが出ていますが、中でも有名なのが、コンビの「ネムリラ」シリーズと、アップリカの「 ユラリズム」シリーズです。
「ネムリラ」と「ユラリズム」、似たように見えて、じつはかなり差があるんです。
- 同じ電動のハイローチェアだけど、ドコが違うの?
- うちの子は、どちらがあいそう?
など、比較されることの多い「ネムリラ」と「ユラリズム」。
ママ目線で、2つを細かい点まで徹底比較しました!
ハイローチェアの意外なメリット、あって心底救われた…と思ったことなど、ハイローチェアがある生活の様子も、あわせてお伝えしますね。
あずもと
タップできるもくじ
ネムリラとは?ユラリズムとは?
ネムリラ、ユラリズム、ともに電動ハイローチェアです。
赤ちゃんの寝かしつけから、昼間の居場所、車輪で移動させておフロの待機場所などにも使えます。
ネムリラはコンビから出ています。くわしくはコンビ公式サイト
ユラリズムは、アップリカから出ています。くわしくはアップリカのサイト
まずは一番気になる…!効果の差は?
ネムリラ
入眠率94%
ネムリラの口コミ評価(Amazonより引用)
- よく寝てくれて助かっています。
新生児の頃から使っていますが、エッグショック部分のお陰で、子供が小さい時から安心してオートスウィングに任せられます。
流石に夕方の本気泣きの時はこれに乗せるだけでは泣きやみませんが、少し落ち着いてきたタイミングでこれに乗せると暫くすると寝ています。
- 産後3週目くらいから試しに使ってみたら寝てくれてウチの子は相性が合ったのかなと思います。スイングは4段階。新生児には1だけでも速く感じたけど、揺さぶり症候群になりそうな速さでは無いし、頭がちゃんとクッションに入っていれば首とかも特に問題なさそう。
- ほぼ寝ませんでしたが、しばらく部屋の隅に置いてありましたが、離乳食が始まりテーブルがわりで活躍しています。
ユラリズム
満足度98%
ユラリズムの口コミ評価(Amazonより引用)
- 使用して約一カ月ですが、自動で揺らさなくてもベッドより良く寝てくれます。揺らすのは思い出した時くらいで、普段の居場所としています。キャスターの動作が少し悪く、スムーズに移動できない時があることが唯一の不満点です。窓際で寝かせ、日差しが出ているときは幌が役に立ちます。高さの段階調整も楽で簡単です。
- 1つだけ残念なのはサイズが小さい為にうちの子は5ヶ月で足がすぐに端っこに届いてしまっております。良いお値段ですし、まだまだぐずる時期ですので、もう少し長く使いたいたかった気持ちがあります。
ネムリラは「入眠率94%」、「満足度98%」とまったく違う指標です。
そのままだと比較に困りますが、カンタンに違いをいうと、以下です。
・「入眠」に特化した効果をうちだしているのが、ネムリラ。
・「あやし・入眠」での満足度をうちだしているのが、ユラリズム。
ネムリラは、指標となるアンケートのサンプル人数は35人で、「15分間の揺れでの入眠率」を計測しています。
入眠するまでの平均時間は、平均5分36秒。
「ネムリラなしの寝かしつけで40分(コンビ調べ)だけど、ネムリラだとぐっと短くなりますよ」と効果をうたっています。
一方、ユラリズムは、「入眠、あやし・落ちつかせで、98%の先輩ママが効果を実感」とあります。
サンプル人数は63人。「63人中62人が入眠、あやしの効果の両方、もしくはいずれかで効果があった」との効果をうたっています。
口コミをみると、新生児期の昼間の居場所や、お風呂上がりの待機場所として使っている家庭も多いです。
あずもと
…とまあ、両者、効果は高いと言われますが、結局「ハイローテェアで寝る・寝ない」は赤ちゃんしだいなとこもあり…^^;
わたしは正直、ネムリラの「入眠率」もユラリズムの「満足度」も、赤ちゃんの状態や条件によって変わるので、あいまいな指標だな~とも思いました(笑)。
それでも結局ネムリラにしたのは、2つ決め手があります。
1つは、電動スイングでも頭をまもるクッション「エッグショック」があって、安心なこと。
2つめは、妊娠中に読んでた雑誌「たまごクラブ」で「たまひよ 赤ちゃんグッズ大賞2018」を取っていたからです。
上記の「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞」は、「全国の生後0カ月~1才6カ月のお子さまを持つ、たまひよ読者約2000人」をもとにされています。
「統計的に、サンプル人数的が多いなら信頼できそう」と思いました。
あずもと
いつまで使える?
ネムリラ
新生児(2.5kg以上、在胎週数37週以上)~48か月まで
・簡易ベッドとして使用するとき
新生児~5・6か月ころまで(体重8kg、身長70cmまで)、電動スイングも8㎏以下まで
・いすとして使用するとき
5・6か月(腰が据わって、ひとり座りができるまで)~48か月(体重18kgまで)
ユラリズム
新生児(2.5kg以上、在胎週数37週以上)~48か月まで
・簡易ベッドとして使用するとき
新生児~7か月ころまで(体重9kg)、電動スイングは8㎏以下まで
・いすとして使用するとき
7か月~(腰が据わって、ひとり座りができるまで)~48か月(体重18kgまで)
ざっくりいうと「新生児期から簡易ベッドに使えるけど、8㎏超えたら電動スイングはやめてね」「ひとり座りができたら、いすとして使ってOK」です。
一見、月齢に違いがあってユラリズムのほうが長くベッドとして使えそうですが、発達段階で見ると使える期間はかわりません。
発達は赤ちゃんの個性なので、厳密に何か月から何か月までの間はどう使え、とは言えないようです。
あずもと
1日、何時間使える?夜も使っていいの?
どちらも、簡易ベッドとして1日合計3~4時間。
電動スイングの時間は1回15分。夜間就寝など長時間寝かせるベッドとしては、オススメされていません。
ムスメ(生後4か月)はネムリラでとにかくよく寝るので、1日使える時間である4時間をフルに使っています。
昼寝はフトンだと私がいるリビングから見えず、寝つきもあまりよくないので、完全にネムリラ頼りです。
夜の寝かしつけに使う場合は、電動スイングがとまる15分しっかりユラユラして寝た後に、フトンにうつすと、スウっとねてくれます。
あずもと
揺れ方はどんなかんじ?違いは?
ネムリラ
15分、自動で揺れます。スピードは4段階で調整可能。
赤ちゃんの重さが変わっても、センサー・プログラムで揺れが一定になります。
揺れ幅については「揺れが大きい…?」とちょっとだけ心配したのですが、全然大丈夫でした。
速い方が気持ちよさそうで、よく寝ました。
揺れても動きで落ちたり、怖がったりはしていません。
ユラリズム
15分、自動で揺れます。スピードは4段階で調整可能。
加えて、「あやし、落ち着かせ用」「寝かしつけ用」と赤ちゃんの状況に合わせて、自動でゆれ幅を調整するオートモードがあります。
ユラリズムの赤ちゃんの状況にあわせたオートモードは、ネムリラにはありません。
「あやし、落ち着かせ用」は、「寝かしつけ用」より、揺れ幅が大きくなっています。
[voice icon=”https://deji-kaji.tokyo/wp-content/uploads/2018/07/2.jpg” name=”管理人azusa” type=”l”]
ギャン泣きでも落ち着かせられたら、すごいな…!と思った自分。
ユラリズムの「あやし、落ち着かせ用」がうらやましくて、ネムリラで赤ちゃんが泣き止むかやってみましたが、ムリでした…(笑)。[/say]
大きさ・色の違いは?
ネムリラ
- 大きさ
ハイチェアで使用:W525×D690~925×H690~1075mm
ローチェアで使用:W525×D835~945×H410~790mm - 重さ 13.7kg
- 色 ヘーゼルベージュ
ユラリズム
- 大きさ
ハイチェアで使用:W545×D865~850×H405~735(mm)
ローチェアで使用:W545×D860~725×H718~1050(mm) - 重さ 13.3kg
- 色 フォルテシモブラウン
ネムリラ、ユラリズムともにアカチャンホンポで確認しましたが…筐体の大きさ・重さに多少の差はあれど、どちらも同じくらいデカいです(笑)!
大きさ・重さで選ぶ必要はとくにないと思います。
置くと、部屋でそれなりの存在感があります。家具でたとえるなら、「1人ぶんのソファーを、新たに置いた」感じです。
部屋の中で存在感があるので、色は意外と大事です。
今回とりあげたネムリラはグレー系、ユラリズムはブラウン系です。
ただ、ネムリラ、ユラリズムともに、シリーズで色はいろいろあります。
最長、4年使うものです。
部屋にあうか?デザインはどれがよいか?インテリア的な観点で選ぶのは、おおいにアリですよ。
あずもと
わが家はブラウン系のインテリアが多いので、ユラリズムは魅力的でした。
でもネムリラの「プレミアム ダッコプラス」ならブラウン系の配色で部屋にあう!そして何より幌がレースつきでかわいい…♪
というわけで、デザインもネムリラを選びました(笑)。インテリアとしてもお気に入りです。
赤ちゃんが寝るシートの違いは?
ネムリラ
・シート生地
表面がパイル素材でふんわりしており、ママにだっこされている状態に近い環境の「ダッコシートプラス」がウリです。
頭部は、やわらかい赤ちゃんの頭を側頭部まで支える「エッグショック」を搭載して、ゆらしたときの安全性に配慮しています。
・高さ調整 5段階で調節
・リクライニング 5段階で調節
・洗濯 シート類ぜんぶ、とりはずして洗濯機で丸洗いができます。
ユラリズム
・生地
両肩・うでを包みこんで赤ちゃんを落ち着かせる「ホールディングパッドα」がウリです。
ユラリズムで寝たら、ホールディングパッドαでつつんだまま、布団に寝かせることができます。新生児期によく使う「おくるみ」のかわりに使えます。
腰から足の部分にかけては、U字型のクッションを採用して、赤ちゃんが落ち着いて眠れる姿勢づくりをしています。
・高さ調整 5段階で調節
・リクライニング 5段階で調節
・洗濯 シート類ぜんぶ、とりはずして洗濯機で丸洗いができます。
シートは、ネムリラは「ダッコシートプラス」、ユラリズムは「ホールディングパッドα」と、両者個性を打ち出していて、かなり違います。
ネムリラはのせたときの赤ちゃんのストレス値をさげつつ、エッグショックで、頭をしっかり守ります。
ユラリズムの「ホールディングスパッドα」は、ユラリズムで寝かせたのち、赤ちゃんをふとんにうつすのがやりやすいシートになっています。
どちらも魅力的なシートですが、何より洗濯機で洗えるのはサイコー!地味ですが本当に心づよい!
寝汗はもちろん、起きたときによだれをだーだーに流す子にとっては、洗えるのは大切です…。
どちらも、ネットに入れて、弱水流で洗えばOKです。さすがに乾燥機はNGですが^^;。
あずもと
幌のちがいは?
ネムリラ
紫外線(UV-A、UV-B)を99.9%遮蔽。
明るさを20ルクス以下にする機能つきです。明るさを調整して、赤ちゃんを眠りやすくしています。
ユラリズム
紫外線(UV-A、UV-B)を99.9%遮蔽。
幌の内側に、蚊よけになる「インナーネット」がついています。幌と同様、ワンタッチでネットをあげることができます。
ネムリラは、確実に20ルクス以下にして、赤ちゃんの眠りをサポートします。
ユラリズムはインナーネットつきで、蚊からしっかり赤ちゃんを守ってくれます。
ネムリラでもインナーネットは別売りで6,000円で売っていますが、ファスナー開閉式で、ユラリズムよりは開閉の手間がかかります。
ネムリラ、ユラリズムともに、幌をつけるとちょっとお値段があがるものの、あると重宝します。
わが家は、赤ちゃんの昼の居場所のリビングが、ガチの西向き。西日、かなりエグいです。
幌なしのレンタルのハイローチェアで寝かせたら、赤ちゃんの肌が赤くなってしまったことがあり(涙)、迷わず幌つきにしました。
室内にいても、紫外線の「UV-A」は届いてしまいます。肌が弱い赤ちゃんには、幌つきだとより安心できるかと!
あずもと
テーブルの差は?
ネムリラ、ユラリズムともに前後に3段階で位置を調整できます。差はなし。
音楽は?
ネムリラ
・曲は7種類、自動で流れます。音量は4段階で調節できます。
・曲は、ノクターン・星の世界・ゆりかごの歌・シューベルトの子守唄・ワルツ・ブラームスの子守唄・大きな古時計。
ユラリズム
・曲は8種類、自動で流れます。音量は4段階で調節できます。
・曲名は、ブラームスの子守唄・バッハのメヌエット・モーツァルトの子守唄・キラキラ星・ブラームスのワルツ・ノクターン・モーツァルトのピアノソナタ・シューベルトの子守唄。
曲数と曲に多少の差がありますが、赤ちゃんが寝る・寝ないに影響はないかと(笑)。
どちらも、1曲目から順番で流れます。また、電動スイングといっしょにつかうと、終了と同時にメロディーも自動でとまります。
音楽、とくに期待してなかったんですが、意外とイイんです。育児中のリラックスにもってこいです。
ネムリラは、なんだかなつかしくて、切なくて涙が出る曲です…。
数年後、ネムリラを使わなくなったときに聞いたら、小さな赤ちゃんがスヤスヤ寝ていた姿を思い出して涙を流す自信があります。
あずもと
値段は?どっちが高い?
ネムリラ
56,000円前後
ユラリズム
70,000円前後
最新の最上位モデルで比較すると、ネムリラのほうが14,000円安いです。
ユラリズムは、自動で揺れるオートモードが2種類ついていたり、蚊よけの「インナーネット」がついているぶん、お値段が高いです。
買うならどっち?&まとめ
以上、ネムリラとユラリズム、徹底比較でした。
全体的に、安全上の使用条件には差はなし。
そんな中で、ネムリラは「眠り」に特化、ユラリズムはお値段も高いけれど、機能がてんこもりといった感じです。
ネムリラ、ユラリズム、最上位モデルなら、どちらがおすすめか最後にまとめると、以下です。
・ハイローチェアの置き場所は、明るい部屋の予定。幌で確実に暗くしたい
・主に、昼寝や寝かしつけで使う。
・大勢の人が買って、使っている安心感がほしい
【 ユラリズムをオススメする人】
・自然が豊かで、わりと蚊が出やすい家に住んでいる。赤ちゃんの蚊の被害を最小限にしたい。
・泣いてるのをあやしたり、夜のねかしつけにも使いたい。
・新生児のおくるみの代わりとして使えるシートがほしい。
とはいえ、電動ハイローチェアはちょっとお高くて、「買っても大丈夫かな…」と思うことも多いかと思います。
あずもと
「第一子だから、下の子が産まれても使える!」と、思い切って買って、電動ハイローチエアを使いまくる今、全く後悔はありません!
むしろ一時、腱鞘炎になりかけたり、腰痛が悪化したとき、ものすごく救われました。
手首も腰もいたくて、昼間の抱っこで精いっぱいなとき、深夜・早朝の寝かしつけに、ネムリラをフル活用していました。
抱っこせず、自動のユラユラでもスっと寝てくれたときのありがたさといったら…(涙)。
ネムリラにしろユラリズムにしろ、「これを使えば、寝てくれるかもしれない」と思うだけで、気持ち的にもとってもラクになります。
ママもパパも赤ちゃんも、家族みんなが笑顔でいるために、便利な育児グッズに頼るのは、すごくアリ!
赤ちゃんもちのママパパ、これから赤ちゃんを迎えるママパパも、家事に、赤ちゃんのお世話に、日々がんばっていることと思います。
本当にいつもおつかれさまです…!
赤ちゃん、パパママともに、笑顔ですごせますこと、またお気に入りで長く赤ちゃんが使っていけるハイローチェアが見つかりますよう、願っています^^
あずもと
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レンティオ
レンティオは、1か月の月額で最安値!「ネムリラは生後半年まで、寝かしつけに使いたい。離乳食用のイスとしては使わない」という方にピッタリです。
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